【動画】青い鳥と花の描き方。アナログ水彩イラスト
こんにちは、かくねです。
今回は、新調した水彩絵の具、W&Nコットマンハーフパンを使って
鳥とお花のイラストを描いてみました。
水彩紙がお部屋に眠っていた10年ものなので、
水彩紙の本領を発揮してくれたかどうかは
定かではありませんが、
動画にしてみたので是非ご覧ください♪
透明水彩を使用した「青い鳥とお花」の作業工程の動画になります。
使用技法①ウェットインウェット
今回多用している技法のひとつ、ウェットインウェット。
水や絵の具で紙が濡れている状態のところに
新たに絵具を乗せてあげるとにじんでいきます。
水彩紙ならではのじっくり広がっていく感じがとても綺麗ですね。
鳥さんのお顔なんかは綺麗ににじませることができました。
使用技法②リフティング
一度塗った絵具を、きれいな水でゆるめてから
ティッシュでふき取るテクニックです。
紙によってできるものと、そうでないものがあります。
今回使用した紙はマルマンさんのヴィフアール水彩紙(中目)です。
とってもいい感じにふき取ることができました。
今回は色が濃すぎたり、ちょこっとやり直したいな~というところの
修正に使いましたが、
使い方次第でハイライトや雲の描写など、
色々な表現に使えます。
使用技法③ドライヤーで乾かす!
透明水彩は、乾かす工程もとても大事な工程のひとつです。
先に塗った色が乾いていれば、
後から塗った色は綺麗に発色してくれます。
(透明水彩の場合はすでに塗ってある色に影響を受けます。)
乾かないうちに塗ってしまうと、
意図しない混色になってしまいます。
しかしながら、水を大量に使う水彩画でぼんやり待っているのは
時間がかかりすぎる・・・!
私のようなせっかちさんは、ドライヤーを使って乾かしてあげるのが
一番手っ取り早く、きれいに仕上げることができます。
使用技法④スパッタリング
主に仕上げの段階で使います。
今回の動画では、途中でバッテリーが切れてしまい、
撮れていませんでした・・・ごめんなさい。(悲しみ)
ずばり、しぶきを飛ばすワザです!
ちょっと平凡な感じも、スパッタリングをしたらたちまち雰囲気が出てお気に入りです。
使用する絵具が透明水彩だと、スパッタリングをしても
目立たなくなってしまうので、
不透明水彩やアクリルガッシュをちょっとだけ水で溶かします。
筆や歯ブラシなどに絵具を付けて、指ではじいたり
何かにあててしぶきを飛ばします。(また別の動画で撮りますね^^)
急にオシャレな感じになっておススメです。
今回の使用画材
Winsor & Newton コットマン ウォーターカラー ハーフパン
購入した時の記事もあるのでこちらもどうぞ^^
マルマン 絵手紙用ポストカード ヴィフアール中目
鉛筆で描いてから消しゴムをかけても大丈夫な丈夫な表面の紙でした。
にじみもしっかりできます。
紙色は、少しクリーム色かな。
ポストカードのサイズで挑戦しやすい価格の水彩紙です。
水彩紙は高いのですが、ポストカードのサイズだと比較的安価に購入できます。
色々な水彩紙を試してみたい場合も、
ポストカードのサイズで好きな紙かどうかを
試してみるのもおススメです!
ぺんてる みず筆 アクアッシュ
水筆です。
軸の部分に水を入れて使います。
筆洗いで筆を洗う必要がありません。
色替えの時はティッシュで穂先をぬぐってから、
軸を少し押してあげると穂先が綺麗になります。
筆洗いは場所を取るので、
作業スペースが狭い私は水筆を愛用しています♪