【アナログ画材】ラフを描くときに使う道具はこれ!
ラフに使う道具
ラフは、イラストを描く時に非常に大切な段階です。
ストレスなく作業できる道具、環境を作ることも必要なことですよ。
ここでは、普段私が使っている道具たちをご紹介しますね。
①紙・・・クロッキー帳
紙は、主にクロッキー帳を使っています。
クロッキー帳はリングで閉じられているため、 描いた後にバラバラにならずに、過去の自分の作品を見返しやすいので重宝します。
クロッキー帳は開いてみるとわかりますが、 紙の色が真っ白いものとクリーム色のものがあります。 白は描いた線画はっきりします。
クリーム色のものは電気の色を反射しないため、長時間の作業でも目が痛くなりづらいです。
②下書き用 水色シャープペンシル
この商品のミントブルーを使用しています。
水色の色鉛筆を使って下書きすると 下書きとシャーペンの黒い色の差がわかりやすくなります。
色鉛筆だと毎回削らないといけないことと、中で折れてしまうことがあり、最近は色付きシャーペンの芯を使っています。
また、普通の消しゴムでは消えづらい水色も、色付きシャーペンの芯なら簡単に消せるところも気に入っています。
下書きに使う色は水色でなくても構いませんが、水色にするとコピーした時やモノクロでスキャンした時に水色だけ消えてくれるので便利です。
③下書き用 製図用シャープペンシル
シャーペンは、STAEDTLER社の製図用のものを使っています。
製図用のシャーペンは、描いている時に芯先がグラグラしないので長い線も細かい線も非常に引きやすいです。
ステッドラー社が好きなのもありますが、製図用シャーペンにしては安価で購入できる点も気に入っています。
私は、これを2本用意して黒い芯と水色の芯を入れて使い分けています。
シャーペンの芯ってどの濃さを使っていますか?
鉛筆の芯はJIS規格により、17種類が規定されています。
濃い:柔らかい>薄い:硬い
6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H
このように、Bの記載がある左から濃くなっており、Hの数が増えるほど薄くなっていきます。
HBをよく使ったと思いますが、イラストを描く時には、2BやBが使いやすいです。
軽い力でも色が濃く乗るため、無理に濃く描こうとして紙を掘らなくていいですよ。
シャーペンの対応している芯の太さと、芯の太さを間違えないように買いましょう。
間違った太さの芯を買ってしまうと故障の原因になりますからね。
自分の愛用の太さのみ買うようにすれば間違いないですよ。
④ペン入れ用のペン
下書きをラフというように、清書することをペン入れすると言います。
ペン入れの時ですが、私はカラーイラストの線にはコピックを使っています。
そのため、コピックで塗っても線が伸びないペンを使っています。
PILOT DRAWING PEN(水性)
PIGMA GRAPHIC (水性・耐水性)
COPIC MULTI LINER(水性) (上より)
これらはミリペンと呼ばれるもので、製図やイラストによく使われます。
イラストようなだけあってスルスルとした書き心地で使いやすいです。
水性・耐水性のため、コピックなどのアルコールマーカーを使っても 線がにじみにくいという特徴があります。
まとめ
画材を探すのも一つの楽しみですよ。
ぜひ、あなたの近くの画材屋に入って色々試し書きをしたり、 紙の種類をみて楽しんでみたりしてくださいね。
(試し書きは色や描き心地をチェックするだけにしましょう。 過剰にインクを使ってイラストを描いたりするのはマナー違反ですのでやめましょうね。)
地域によっては画材屋さんが無いところもありますし、 通販の方が安い場合もありますから、うまく使ってみてください。
通販の場合は、メール便対応のところだと安く済むことがあります。
試し書きができないのは難点ですが、すでに使っている商品のリピートはとてもいいと思いますよ。
さて、次回はカラー編を書きますね。 本日も読んでいただき、ありがとうございました。
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