こんにちは、つぶです。
今回はスジシマドジョウについてご紹介します。
スジシマドジョウは日本の淡水魚で低床砂の河川に生息していますので、
海外産の熱帯魚のように温度が・・・!などの心配がなく、
すぐに馴染んでくれますよ。
砂に潜る姿を見ることができるのが他の熱帯魚と違って面白いところです。
一見、地味かな?と思うかもしれませんが、実際お迎えしてみると虜になってしまいますよ!
それでは、スジシマドジョウはどんな魚なのか、見ていきましょう!
スジシマドジョウってどんな魚?
分類:ドジョウ科 コイ目 シマドジョウ属
学名:Cobitis taenia
別名:スナドジョウ
分布:本州~九州の河川や沼地
サイズ:約4~10㎝
特徴:体の斑紋が筋の様に直線状になっている。地域によって様々なバリエーションがある。
寿命:野生1~2年、飼育4年と言われています。
全長10cm程度になるので、30cm以上の水槽で飼いましょう。
泳ぎ回るのが好きなようなので、広い水槽で飼うと
元気いっぱいに泳ぎ回る姿が見れます。
丈夫で長生きするので飼育しやすいですよ。
シマドジョウの美しいライン!
シマドジョウは、美しい黒い斑点とラインが楽しめます。
個体差もあるので、結構見分けがつきやすいです。
シマドジョウを飼育するために知っておきたいこと
- 砂に潜る
- 水温20~28℃
- 産卵・繁殖は難しい
水温ですが、30度を超えると暑さで死亡の可能性があります。
熱くなる夏場は注意してあげましょう。
上がりすぎるようなら水温を冷やしてあげましょう。
ドジョウはジャンプ力があります。
ジャンプにより、水槽の外に飛び出してしまい、翌日見たらミイラになっていた・・・!
という悲しい事件が起こることがあります。
そこで、飛び出し防止のため、水の量は水槽の最高水位よりも低めにしましょう。
なおかつ、蓋をしてあげると飛び出し防止に役立ちます。
「ジャンプした時にぶつかったら痛そうだ・・・!」と思い、
水位低めにしてあげています。
水量が心配なら外部ろ過機か外掛けフィルターを使うことで水量を確保できますよ。
水質の悪化には比較的強いですが、こまめに掃除はしてあげた方がいいですね。
コリドラスと同様、低床がメインの魚なので、低床は綺麗にしておくとよいです。
水草は抜かれる!
とにかく潜るのが好きなので、水草はほぼ抜かれます。
鉢植えタイプのものにするか、モス、アヌビアスナナなど低床に植えなくてもよいものや
マツモやアナカリスなど、浮かせておくことのできる水草もいいですね。
水質の安定や隠れ家になるので水草は入れた方が良いと思っています。
隠れ家といえば、土管や流木など、ひとりでゆっくりできるところを作ってあげると喜びますね!
とくに、混泳水槽では隠れ家は必須です。
他の生体と喧嘩になったり、休めなかったりするとかわいそうなので
隠れ家になるものはいれてあげましょう。
シマドジョウの餌を選ぼう!
シマドジョウは低床にいますので、基本的には沈殿タイプの餌をあげると食べやすくて良いでしょう。
ドジョウ専用の餌もありますし、コリドラスがいる方は、コリドラスフードで充分です。
食いつきがいいですよ!
また、浮遊タイプの餌も食べてくれます。
食欲旺盛な子だと水面に取りに来て食べていますね。
我が家ではテトラコリドラスはみんなに人気です。
また、生き餌もとっても喜びます!
アカムシやイトメなどなんでも食べます。
春から夏にかけてはとにかくいっぱい食べるのであげすぎかな?と思いがちですが、
少なめにして餓死しないように気をつけましょう。
シマドジョウと混泳できる生体は?
温厚な性格のため、どの魚とも混泳できます。
しかし、シマドジョウを餌とする大型魚や肉食魚には絶好のごちそうになってしまうのでやめてあげましょう。
同じ川魚であるメダカや金魚と相性がいいですね。
我が家のドジョウはコリドラスやエンゼルフィッシュ、プレコ等と一緒に暮らしていますが仲良くやっています。
シマドジョウに適した低床材とは。
低床にいることが多いので、低床が定員オーバーにならないようにしてあげましょう。
寒い時など、砂に潜ることがあるので低床材を敷いてあげましょう。
田砂など、細かい砂にすると頭をだして潜っている可愛い姿が観察できますよ!
シマドジョウって繁殖・産卵するの?
ドジョウ全般ですが、水槽での産卵は難しいです。
まとめ
ドジョウはどの種類のドジョウもとっても魅力的!ですが、
スジシマドジョウは模様がとってもきれいで鑑賞し甲斐があってとてもかわいいです。
日本の魚なのでヒーターはなくても大丈夫なので飼いやすいのもポイントです。
飛び出しにだけ、注意してあげてください♪
ぜひあなたの水槽にもお迎えして、
そのかわいい姿を堪能してくださいね!
コメント