こんにちは、つぶです。
この記事では水合わせについて動画付きで解説しています。
今回は点滴法(エアチューブを使って徐々に水を合わせていく方法)です。
点滴法は少しずつ、自動的に水を足してくれます。
作業も楽ですし、生体にも負担が少ないですよ。
ぜひやってみてください。
点滴法による水合わせの手順
水槽にビニールのまま浮かべて水温を合わせます。
お店の水槽の水温、お店から家まで運ぶまでの水温。
外と家の中の水温、家の水槽の水温。
水温は環境によって変わります。
そのまま入れてしまうと水温の差によって弱ってしまうので、
まずは袋ごと浮かべて水温を合わせてあげましょう。
我が家ではビニール袋のままだと酸欠が心配なので、
水槽から別の容器に出してエアレーションをいれています。
冬場は水温が低いため、時間をかけて温度合わせをしたほうがよいでしょう。
プラケースごと浮かべて時間をかけて温度合わせしました。
このあたりは状況に合わせてあげましょう。
用意するもの
- エアチューブ
- 一方コック
- キスゴム(あれば)
- エアストーン(あれば)
点滴法なので、エアチューブで点滴します。
プラケース側、水槽側に固定するために両端にキスゴムを付けます。
水槽側には、稚魚や汚れの吸い込み防止のため
エアーストーンを付けてあげるとなおいいでしょう。
エアーストーンが重りになってさらにやりやすくなります。
(ちなみに動画で使ってないのは、破損してそのままだからです・・・。)
水量調整のためにエアークランプを付けます。
一方コックなどでも大丈夫です。
エアーポンプに付属していたものを利用しています。
水槽に設置する。
エアークランプは全開にしておきます。
全開にしておかないと、いくら吸ってもでてきませんからね^^
エアチューブを水槽側に固定します。
ヒーターを設置する。
冬場など、水温が下がってしまう恐れがある場合は、
ヒーターなどで温度を調節してください。
設置したら、さっそく点滴してみよう!
水槽の水を吸い上げます。
チューブをストローのように口で吸ってもよいのですが、
エーハイムの呼び水グッズを使って吸います。
水が出てきたら、エアークランプを調節します。
一滴一滴落ちるくらいに調節しましょう。
プラケースに固定します。
ぶくぶくの近くに落としてあげることで、
全体に水槽の水を行き渡らせることができます。
プラケースの水が2倍になるまで待ちます。
より、慎重にやるのであれば、何回か水を抜いてさらに点滴を続けてあげてもよいでしょう。
それでは生体を水槽にいれていきましょう。
網を使って、生体だけ入れていきます。
導入した後は不具合がないか観察してあげましょう。
まとめ
今回紹介した「点滴法」は
エビやプレコなど、水質の変化に敏感な生体に向いています。
グッピーなど、水質の変化に強いといわれている生体は
点滴法までしなくても元気に導入していくこともできます。
ですが、点滴法をしてあげれば導入リスクをかなり減らすことができ、
安心してお迎えすることができます。
せっかくお迎えした生体が長く生きてくれるよう、
やさしい導入をしてあげましょう。
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