やっぱり、好きなものっていつまでも観察できるから、
イラストの上達には好きなものを描いた方が早いと思っているんだ。
えーとね・・・
パン・・・なんてどうかな?
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丸で描く美味しそうなパンの描き方
まずは、一番ベーシックな丸パンを描いてみましょう。
丸パンのコツ
焼きあがったパンは、艶々してとても美味しそうですよね。
焼き目をしっかりと濃いめに塗って、ハイライトを入れることで、艶やかなパンに仕上げましょう。
ただの丸でも、塗り方を変えれば種類の違うパンを描けます。
卵を塗って焼いたパンは艶々で、表面がパリッとした感じに仕上がります。
白く粉ふいているパンってありますよね。
あれは、焼く前に強力粉をふるっているんです。
焼き上げた後も白くなるんですね。
よく観察して、自分はどちらのタイプのパンを描いているのか、考えながら描きましょう。
クリームパンとクロワッサンの描きかた
丸パンでコツを掴んだら、形の違うパンを描いてみましょう。
クリームパンのコツ
クリームパンは、あの独特の形で描いてみましょう。
ちなみに、なぜあの形なのか、調べてみました。
ではなぜ切れ目が入り、なぜグローブ型になったのでしょうか?
理由は諸説ありますが、その一説をご紹介します。「あんぱんやジャムパン、クリームパンのような中身に”あん”を詰めたパンは、細心の注意を払っても、発酵段階で中に空洞が生じてしまうことがあります。それが原因で品質が落ちてしまう事はありませんが、お客様に損したような感じを抱かせてしまうのも事実です。そこで空洞が出来ないように空気抜きとして切れ目をいれた結果、見た目がグローブ型になった」
この説によるとグローブ型に作ったのではなく、結果的にグローブ型になったようです。
参考:中村屋
あの形にしたことにも理由があったのですね。
クリームがぎっちり詰まっているクリームパン、美味しいですよね。
美味しさが想像できるように、ここでも艶感を出す塗りをしてあげましょう。
グローブ型になっているので、どの部分が焼き目が濃く、どの部分が焼き目が薄くなっているのかよく観察して描きましょう。
クロワッサンのコツ
クロワッサンは、三角の生地を幅の広い方からくるくると巻いて成形しています。
真ん中の三角の部分が一番多く巻かれているため、この部分が一番出っ張る部分になります。
端に行くほど細くなります。
クロワッサンは、パン生地にバターを挟んで伸ばし、たたんでまた伸ばす、といったようにパン生地とバターの層でできています。
このため、サックサクのクロワッサンになります。
層ができることを意識し、表面もザクザク感を出すように荒らしながら塗っていきましょう。
ここでは、ホワイトのペンで縦に筋を入れました。
バターロールのコツ
クロワッサンと同じ考え方でバターロールも描けます。
こちらは、クロワッサンとは逆で艶々したパンなので、
表面をツルッと描いてあげるとよりそれっぽくなります。
チョココロネと食パンの描き方
チョココロネのコツ
チョココロネは、細長い三角錐の棒に棒状に伸ばした生地を巻きつけて焼きます。
そのため、あたりは三角錐で描きましょう。
チョコクリームが入っている面を見せるとチョココロネだと一発でわかるイラストになるので、三角錐の底面を手前に描いています。
あたりにそって生地を巻きます。
幅を広めに描くと可愛くなりますよ。
チョコレートクリームをカスタードクリームや、いちごクリームなど他の中身にしても可愛いと思います。
食パンの描き方
食パンは、四角い食パンであれば、①の「アタリを描く」から、色を塗っても良いです。
食パンの焼型に蓋をつけて焼くと四角い食パンになり、蓋を外して焼くと山形になります。
山形の食パンを描くときには、焼き色がどこに、どの様についているのかを意識しましょう。
まとめ
食べ物ってどんな人にも訴求効果があると思います。
今回は、パンの描き方を書いてみましたがどんな食べ物も、ツヤ感があるとグンと美味しそうな見た目になります。
テレビ番組とかでグルメレポやっていますよね。
あの美味しそうなキラキラ感をイメージしてみましょう。
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