こんにちは、今日はブラインシュリンプの沸かし方について書いていきますね。
やっぱり稚魚や具合の悪い魚への栄養補給は栄養価の高い食事から・・・というわけで、
日本動物薬品 ニチドウ ブラインシュリンプエッグス 24ccの商品を使いました。
ブラインシュリンプを孵化させる方法としては、
- 専用の孵化器で孵化させる。
- ペットボトルで孵化させる。
- 皿式で孵化させる。
これらの方法があります。
専用の孵化器で孵化させる。
①は孵化器を購入して、説明書通りに使用します。
水位線のところまで水道水を入れ、スプーンで塩をはかり、
エアーポンプを作動させます。
あとはブラインシュリンプの卵を投入して24時間ほど待ちます。
すると孵化したブラインシュリンプが大量に沸いているわけですね。
この方法は孵化器の購入費用がかかりますが大量に沸かす場合は便利ですね。
ペットボトルで孵化させる。
原理は①の孵化器を利用する方法と同じです。
ペットボトルのフタに穴を開けてエアーチューブが通る穴を開けます。
ペットボトルに水道水と塩を入れて溶かし、ブラインシュリンプエッグを投入します。
あとはエアーポンプを回して孵化するのを待ちます。
ペットボトルがあればできますが、穴を開ける手間がかかります。
ペットボトルを利用する機会が多い方はこれをやってみるのも良いかも知れませんね。
皿式で孵化させる。
今回私が行ったのがこれです。
皿式と呼ばれる孵化のさせ方ですが少量孵化させるだけならこれが一番簡単だと思います。
用意するもの
- タッパー(400ml入るもの)
- ブラインシュリンプの卵
- 塩(5g)
- 水道水(300ml)
水道水は300ml入れますが、容器の中をスプーンなどでぐるぐる混ぜるため、
一回り大きめの容器を用意しました。
また、タッパーは浅い物を用意しましょう。
エアーポンプを使わない方法のため、水面が狭くなってしまう縦長のタイプだと酸素が足りなくなってしまうためです。
酸素が少ないとブラインシュリンプは孵化しなかったり、孵化してもすぐに死んでしまったりします。
タッパーに水道水を入れます。
次回のためにここまで入れればいいよ!とわかるように印をつけると次回以降楽ちんです。
塩を入れます。
塩を入れる量ですが、一般的には2.5~3%の塩分濃度と言われています。
300mlの場合、2.5%にするには約8g必要という計算になり、1回目は8g計量して溶かしてみましたが、塩が溶けずにタッパー下で余ってる^^;
2回目は溶け残った分量をみて、もうちょっと減らしても大丈夫か〜と小さじ1杯(5g)にしましたが、孵化率は変わらないようだったので毎回計量するのは大変なので小さじ1杯ざっとすくってざっと溶かせばいけるということがわかりました。
すりきりせずに入れたので5gくらいで孵化しました。
ぐるぐる混ぜて塩を溶かしましょう。
そして、この塩ですが人工塩だと孵化しないそうなので天然塩を使いましょう。
私の家では海水ベースの塩を使っているのでちゃんと孵化してくれました。
塩が溶けたらブラインシュリンプエッグを入れていきます。
付属のスプーンで一杯入れてしまうと多すぎるので割り箸でちょっとすくえるくらいにしました。
浮いてしまう卵はぐるぐる混ぜて沈めます。
容器の用意ができたらあとは水槽の蓋の上でライトに当ててあげましょう!
24時間後には容器の中で元気に泳ぎ回るブラインシュリンプをみることができますよ!
ちなみに、24時間たたなくても半日くらいで孵化しているブラインシュリンプもいたのでちょくちょく様子をみるといいかも知れません。
孵化したブラインシュリンプは元気なうちにあげた方がいいのでスポイトでチュッとすくってあげてください。
ブラインシュリンプを濾す
ブラインシュリンプエッグを孵化させた水は塩水です。
そのままあげてしまうと塩分濃度が上がってしまうので気になる方はコーヒー用のドリッパーを使用したり、お茶パックを使ってブラインシュリンプを漉してから与えるようにしましょう。
特に、稚魚に与える場合は塩分が濃くなりすぎる場合があるので飼育水で洗ってあげると安心ですね。
塩分濃度の計算はこちらのサイトを利用しました:https://calculator.jp/science/salt-solution
好きな容量を作りたい方は塩分濃度の計算に利用してみてください。
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